ファーゴ ファーゴ ファ… ミスト!

お元気ですかいかが

お過ごしでしょうか

 

最近忙しいのです。しかし娯楽の時間はあまり削りたくないので、結果こういうブログを書く時間が真っ先に削られるわけで。

ドラマ版ファーゴがどちゃくそおもしろいということを書きたいと思いつつ、ドラマ版ザ・ミストを見てしまい、そのあんまりぶりに頭にきて、脳内の記憶が上書きされてしまったのです。

やっぱ自分の中で咀嚼してメモしておかないと、その時にどんなに強烈な印象を持ったとしても、人間いずれ忘れてしまう。ああ良くない。

 

ドラマ版ザ・ミストの、嘘に塗り固められた人間達のいがみあいとか狂信者とか、胸がムカムカする嫌〜な展開はおもしろいんだけど、いろいろ都合良く展開したり、登場人物の行動原理がムチャクチャなときがあって、こっちをムカつかせる意識が透けて見えすぎてイライラする。霧の中での生死が作り手の匙加減一つすぎてさぁ… 最終話なんてまぁ、イラつく展開の連続の果てに、続編ありきでで投げっぱなしやがってチクショー。

などと悪態を吐きながら映画版を見直したら、結構こちらの神経を逆撫でするために強引に展開してて、ああ元からこんなだったっけとなんだか拍子抜け。狂信おばさんと虫とかさー。昔は衝撃だった最後の展開も、今見るととってつけた不幸ぶりがギャグにしか見えなくて思わず笑ってしまった。おとなりさんの黒人弁護士がブルックリンナイン–ナインの署長役の人だったてのもあるかも。

映画版見直すと、ドラマ版は人の神経を逆撫ですることに熱意を燃やす負のショーマンシップだけを抽出しているように思える。映画版にはあった志のようなものが感じられない。

しかし、胸のトキメキとムカつきは人の感情を動かしてるという点でコインの裏表のようなものなのか。怖いもの見たさというか、かさぶたを剥がす背徳感というか。なんだかんだ続きが気なってシーズン2早く見たいと思ってしまっている時点で、まんまと作り手の策略にはまっている。チクショー。