Take Care of Your Onaka

お元気ですか

いかがお過ごしでしょうか

 

久々にやってしまいました。映画館での中座。

 

お盆休みに、何をするでもなく家にいると段々と罪悪感のようなものに蝕まれます。何も気にせずただただ部屋でのダラダラを謳歌すれば良いのに、せっかくの長期休暇でしかできないことをしなければならないような気がしてきて憂鬱になります。惰眠を貪りたいという思いと、何かしなくちゃという思いの板挟みで、身動きが取れなくなって結局時間は過ぎていく… 時間があると否応無しに自分と向き合わざるをえないのもね…

 

そんな暗い思考を一時棚上げすべく、スパイダーマン:ホームカミングを見に行きました。

開場前にトイレに行って準備万全で開始10分前には着席していたんですが、行きがけにカレーを食べたのが悪かったのか、予告が始まる頃にお腹から不穏な空気が漂ってきました。パラッパのトイレステージのギュルルルという効果音とグルグルの絵が頭をよぎりつつも、腹を両手でさすりながら気のせいだという暗示を自分にかけようとしたんです。でもそういう日に限って、いつもの通路に面した席でなく、ちょっと内側の席を取ってたりして、席を外すのにちょっと気まずいなという状況がストレスを倍増させて腹痛は加速するばかり。体内から肛門へ振動が流れてくるのを感じて、いよいよ危険だなと思い、予告の間にトイレへ行こうかと迷うも、踏ん切りがつかない間に、撮影禁止マンの寸劇が始まり、コロムビアの女神が無情にも映画の開始を告げてきました。万事休す。ストレス性の一過性のものだと言い聞かせてやり過ごそうとしたものの、まあビッグウェーブに抗えるはずもなく、結局開始10分くらいで席を外してトイレに駆け込んだのですが、人とスクリーンの前を横切っていくのは冷や汗ものでした。

気分を上げようと映画見に行ったのに、やっちまった感に落ち込んでしまって、映画の内容もあんまり入ってこなかった。冒頭自撮り動画だったのも腹に来た。つらい。あとナイスガイズのアンガリー・ライスが良い役なのかと思ってたらちょい役だったのもがっかり。マーティン・スターが出てたのはちょっと嬉しかった。

 

読んだ

ツナミノユウ|ふたりモノローグ 

 電気的青春だけ読んでて、おもしろさあるけど読みにくいなぁという印象で以降追ってなかったけど、この作品は作家性そのままにめちゃくちゃ読みやすくなってて度肝抜かれた。キャラクターのコミュニーケーションブレイクダンサーぶりが楽しすぎ。過去作も追いたい。